テンプレートな個性ですが。

働きながらバンドやってる人がなんか言ってるブログ。ロック、コーヒー、本、とか。

中島みゆきにとてもよく合う漫画家3選

ハロー!

結構な頻度で財布の中身が1000円以下です。mottzです。

 

 

説明文に

ロック、コーヒー、本、とか

って書いてるくせに、最初に取り扱うアーティストが

ロックバンドじゃないところが何とも言えませんが

気にせず書き進めます笑

 

 

ワインにはチーズが、ビールには枝豆がよく合うように

音楽にもそれに合うおつまみがあるんです。

 

 

クラシックには紅茶が合うし、

演歌には赤ちょうちんが合うし、

レゲエには太陽が合う。

 

 

と、ゆーわけで今回は

中島みゆきにとても良く合う漫画家

について好き放題喋りたいと思います。

いったい誰が得するんだろうね笑

まぁ、気にせず進めます。

 

一応断っておきますが、以下全て主観です笑

ですが、きっと読み終わった頃には

中島みゆきが聴きたくなると思いますよ!

 

 

 

 

1.柊あおい

主な作品:星の瞳のシルエット耳をすませば

 

中島みゆき楽曲の中でも、「空と君のあいだに」には

柊あおい作品がとてもよく合います。

この曲は強い歌声の印象がありますが、

実は歌詞はめちゃめちゃ少女マンガです

 

君が涙のときには 僕はポプラの枝になる

孤独な人に つけこむような事は言えなくて

君を泣かせたあいつの正体を 僕は知ってた

ひきとめた僕を 君は振り払った 遠い夜

 

もう最初の4行からコレです。

柊作品に登場する男子が言いそう。めっちゃ言いそう。

しかも主人公と結ばれない方の男子ね。

男子目線のモノローグとかで語られて

読んでる女子がキュンってなるやつね。

 

 

好きな子が目の前で泣いてるんだけど

あいつのせいだってわかってるんだけど

寂しさにつけこめるほど卑怯になれないんだよね。

そうゆう優しくて不器用な男の子の歌なんですよ。

ほんと幸せになって欲しい。

 

 

しかもこの子サビまで来るとこんな事を言い出します。

 

君が笑ってくれるなら 僕は悪にでもなる

 

 

卑怯者にすらなれないのに!!!

だめだよ無理しないで!!

 

だいたい2番のAメロで

 

憎むことでいつまでも あいつに縛られないで

 

って言ってるような

真っ白な心の持ち主は、悪にはなれないよ!!

ほんと無理しないで

 

 

しかしこうまでしても主人公は別の男とくっつくんだよね…

ほんと頼むから番外編とかで幸せになってほしい。

 

 

2.矢沢あい

主な作品:天使なんかじゃないNANA

 

矢沢あいがよく合うのは、名曲「悪女」。

インパクトの強いタイトルをいい意味で裏切るように

優しいイントロから始まる、言わずと知れた名曲です。

 

なぜ矢沢あいかと言うと、

悪女の歌詞に出てくる女の子の行動に着目するとわかります。

 

  • 男と遊んでるアピールのためにマリコに電話する
  • でもマリコが忙しいからそうそう付き合わせられない
  • 仕方なく暇つぶししてるけど映画も早く終わっちゃうしホテルのロビーで座ってるのも飽きた
  • 男物の香水を深夜の喫茶店でつけてわざと朝帰りする

 

なんだこの娘

とんでもないかまってちゃんじゃないか!笑

 

 

でもこんな感じの娘どっかで見たことあるぞ??

…そう!矢沢あいの漫画に出てくるわ!!こうゆう感じの娘!!笑

 

 

矢沢あい作品の主人公は

嫉妬したり見栄をはったり素直じゃなかったり

わりと誰もが持ってる醜い部分も描かれている事が多いのですが

その分話が進むに連れて

内面が成長していく様子も描かれることが多いと思うんですよねー

 

 

「悪女」のサビの歌詞はこうです。

 

悪女になるなら月夜はおよしよ 素直になりすぎる

隠しておいた言葉がほろり こぼれてしまう 『行かないで』

悪女になるなら 裸足で夜明けの電車で泣いてから

涙ぽろぽろ ぽろぽろ 流れて涸れてから

 

悲しみを知って強くなるんだよね…うんうん!!

それが成長ってやつだよね!!そうして大人になるんだよね!!

うんうん!!

 

 

そして2番まで来ると

謎解きのように用意されたこんな歌詞が出てきます。

 

涙も捨てて 情けも捨てて

あなたが早く 私に愛想をつかすまで

あなたの隠す あの娘のもとへ

あなたを早く 渡してしまうまで

 

あのかまってちゃん行為はこの為だったんだ…!!!

悪女どころか優しすぎて痛々しい(泣)

 

 

中島みゆきの歌詞に出てくる「悪」には

自分が悪を演じることで誰かを守るような

不器用な優しさが含まれているんです

 

そして矢沢あいの作品にも、

最終的にはそういう類の優しさを身につけて

大人になるキャラクターがたくさんいます。

 

この組み合わせ、是非セットで楽しんでみて欲しいです。

ただし月夜にやると涙止まらなくなるのでご注意を。笑

 

 

 

3.紡木たく

代表作:ホットロード

 

 

紡木たくの代表作ホットロードは30年ぐらい前の漫画なんですが

3年ほど前に実写で映画にもなっていたので

ご存知の方も多いことでしょう。

 

不良少年と不良少年に恋する少女の話なんですが

この不良少年のハルヤマがもうほんとかっちょいーんですよ

詳しくは原作読んでください笑

 

 

そして、紡木たく

というより、もはやホットロードがよく合う中島みゆきの曲は

狼になりたい」です

 

 

この曲の主人公は孤独を抱えた不良少年で

歌詞もその少年目線で書かれているのですが

始めて聴いた時はその表現力に鳥肌がたったのを覚えてます。

 

 

確かに中島みゆきが歌っているはずなのに

少し大人びた少年が寂しい目で歌ってるような映像が

頭の中に勝手に出てくる感じ。ほんとにすごい。

すごすごる、中島みゆき

 

 

そして、この時頭の映像に出てきた不良少年が

ホットロードのハルヤマだったんです。

正確に言うとハルヤマにちょっとだけ

北斗の拳のバット足した感じの少年だったのですが

そんな細かい事はどうでもいいね笑

 

 

 

夜明け間際の吉野家では

化粧のはげかけたシティーガールと

ベイビィフェイスの狼たち

肘をついて眠る

 

「狼になりたい」の冒頭の歌詞です。

この4行だけで既にいろんな絵がブワーッと広がってきません?

 

 

向かいの席のおやじ 見苦しいね

ひとりぼっちで見苦しいね

ビールをください ビールをください

胸がやける

 

さらに2番のAメロ。

 

明け方の吉野家

オールで遊び疲れた若者と、

仕事でよれよれになっているおじさん

そしてこの少年。

 

 

このなんとも言えない

虚無感、静寂、孤独、疲弊感なんかを

乱暴に混ぜたような空気を

とても繊細な歌い方で見事表現しきっているのが

この「狼になりたい」が名曲たる所以です。

 

そしてこのなんとも言えない空気、

ホットロードにも通ずるものがあります。

 

私は88年生まれなので直接経験してはいないのですが

時代や世相が反映された事による共通項かなと感じます。

 

 

そして2番のAメロの次はこうです。

 

 

人形みたいでもいいよな

笑えるやつはいいよな

みんないい事してやがんのにな

いい事してやがんのにな

ビールはまだか

 

 

遊び疲れた若者を見て羨望感を感じ

よれよれのおじさんを見て「見苦しい」と思いながらも

そうまでして働ける居場所がある事にも羨望感を感じ、

自分のおかれてる状況とつい比較してしまう。

 

そこからの

「ビールはまだか」

 

胸が詰まっちゃうね。

 

 

 

是非原曲を聴いてほしいのですが、

この「ビールはまだか」から

歌い方がかなり衝動的になります。

 

この曲に限らずですが、

中島みゆきの曲はサビの歌詞が全部一緒なのに

歌い方だけでそれぞれ変化をつける

というすごい事を平気でやっています。

 

 

ね、ほら

聴きたくなってきたでしょ、中島みゆき

 

是非その際はホットロードも合わせて読んでみて下さい。

ハルヤマがボンタンのポケットに手突っ込みながら

吉野家の硬い椅子でうなだれてこの曲を口ずさむ絵が

浮かんでくると思いますよ!

 

 

 

 

さてさて

いかがでしたでしょうか

中島みゆきによく合う漫画家3選。

 

本当は3選と言わずもっとやりたいのですが笑、

気付けば深夜なので、また別の機会に。笑